「3票くらい入ってたんじゃないかな」「エイズ啓発としては悪くないけど、企業に訴える視点が少ないなあ」
結果発表後何人かの審査員(本戦のプリント審査員の方々)に日本チームの印象を聞いた結果です。
課題のど真ん中を深く掘るような「言いたいこと」を見つけられれば勝てる、というのが事前の日本チームの考え方でした。ところが時間ばかりが過ぎていき、良いアイデアは浮かばず、でも締め切りに間に合わす為に今持っている案のどれかを選ばなくてはいけない。そんな状況になったとき、無難なものにするよりも、「あいつら狂ってる」と言われるような勢いのあるものにしようと、した結果がこれです。
正直言うと、上位3チームの作品がずば抜けて良いとは思えません。でも、オリエンに忠実で広告としてわかりやすいのは事実で、振り返ると日本チームのものは「何かを伝える」という広告の原点を見失っていたような気がします。
また「エイズ」に対する問題意識も国によって差があります。問題意識の浸透している国では、それを企業に訴えるというプロセスでよいものが、僕たちには「エイズ啓発」+「企業に」という複雑な問題になっていたという差も、課題に取り組む上でありました。 |
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1位 イタリアチーム
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2位 USAヒスパニックチーム
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3位 トルコチーム
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日本チーム |
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