何の為に広告を作っているのか?なぜ広告業界にいるのか?
広告業のそもそもの仕事観について、それぞれの場の第一線で活躍する四人が語り合います。
いまこの時代に広告業界にいる意味、伝える仕事の喜び、そんなことを皆でとことん語り、業界に一石を投じてゆきましょう。
出演者
- 倉成 英俊氏
- 電通Bチーム代表
1975年佐賀県生まれ。自称21世紀のブラブラ社員。小学校の時の将来の夢は「発明家」。2000年電通入社。クリエーティブ局に配属以降、広告のスキルを拡大応用し、各社新規事業部とのプロダクト開発から、APEC JAPAN 2010や東京モーターショー2011、IMF/ 世界銀行総会2012日本開催の総合プロデュース、佐賀県有田焼創業400年事業など、さまざまなジャンルのプロジェクトをリードする。2014年7月より、社員のB面(趣味や特技など)を活用して世の中に「違う方法」を提供するクリエーティブ集団、電通Bチームを率いる。バルセロナのMarti Guixeから日本人初のex-designerに認定。
- 糸井 重里氏
- コピーライター/「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰
1948年群馬県生まれ。「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰。株式会社ほぼ日 代表取締役社長。1971年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など、幅広いジャンルでも活躍。1998年6月にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。運営会社の「ほぼ日」は2017年3月JASDAQ市場に上場。
- 高木 徹氏
- NHKグローバルメディアサービス 国際番組部 チーフプロデューサー/
「戦争広告代理店」著者
1965年東京生まれ、東京大学文学部卒。90年NHK入局、静岡局、福岡局、報道局、大型企画開発センターなどに配属。ディレクター、プロデューサーとして数多くの大型番組を企画・取材・制作。NHKスペシャル「民族浄化 ユーゴ・情報戦の内幕」、「バーミアン 大仏はなぜ破壊されたのか」「情報聖戦~アルカイダ謎のメディア戦略~」「沸騰都市」「パール判事は何を問いかけたのか~東京裁判・知られざる攻防」など。2016年放送のシリーズ「ドラマ東京裁判」では脚本も担当しネットフリックスとタッグを組んで番組制作をしたことが話題となった。書籍の分野でも活動し「戦争広告代理店」(講談社)では新潮ドキュメント賞・講談社ノンフィクション賞を、「大仏破壊 ビンラディン、911へのプレリュード」(文藝春秋)では大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。他の著作に「バレンタイン流マネジメントの逆襲」「国際メディア情報戦」(いずれも講談社)。現在NHKグローバルメディアサービス国際番組部チーフプロデューサーとしてNHKワールドの番組を手掛ける。
- 牧野 圭太氏
- コピーライター/文鳥社、カラス代表
1984年生まれ。2009年博報堂入社 コピーライター / 2015年 株式会社カラス/文鳥社を設立。「旬八青果店」の立上げ・ブランディング、16ページ以内の短編を販売する「文鳥文庫」の出版、黒染めリサイクル事業「K」を行なっている。「美意識のある経営」「進化の先にある文化」をテーマに、「広告クリエイティブ」の新しい役割・可能性を模索中。