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2015 55th ACC CM FESTIVAL

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フィルム部門(Aカテゴリー/Bカテゴリー)

メッセージ 古川裕也 審査委員長

誰もいないところに、行こう。

誰もいないところに、宝物は潜んでいる。それは、僕たちに発見されることを望んでいる。
すぐれたクリエーティブは、どれも歴史をぬりかえる。
今までなかったなにかを、付け加えたものにこそ価値がある。

僕たちは今まで、テレビCMというひとつの競技の中で、
新しい表現を創ってきた。
これからはそれに加えて、すべての映像表現というフィールドの中で、競うことになる。

ソリューションの最大の武器は、昔も今も映像コンテンツだ。その中心にCMがある。
一部のカンヌの応募ヴィデオに見られるような上げ底の説明は、そこでは不可能だ。表現そのものの力でヒトを動かす仕事こそ、ACCが発見しなければならない仕事である。
理屈抜きに、説明抜きに、みんなをどこか未知なところに連れて行ってしまうフィルム固有の力を持つ仕事の発見が、今年の審査員の仕事である。

クライテリアは、"Freshness of Idea"
その時、ここが、フィルム部門であることを強く意識したい。

いいニュースがひとつある。
テレビCMの企画制作で僕たちが培ってきた能力は、実は、とても応用が効く。クライアント課題に映像のアイデアで応えヒトを動かす技術は、まず、CM以外の映像表現、さらには、クリエーティビティをエンジンとするすべての仕事に展開できる。それも、そうむつかしくなく。

あ。いいニュースがもうひとつ。
この仕事は、本質的に下剋上である。きのうまでのキャリアも、年齢も、肩書も、知名度も、一本のフィルムの前では、まったく関係ない。いいものを創った女子高校生は、その時、どんなECDよりえらいのだ。なんてフェアな仕事なんだろう。

テレビCMという成熟したジャンルをさらに進化させる表現。
新しい場所で創られる新しい映像表現。
ACCが、それを毎年適切に発見できる装置に変貌できたら、
少なくとも、今年の審査委員長は、
とてもハッピーである。

新しいルール

「テレビCM部門」から、「フィルム部門」に改めます。
ここで言うフィルムとは、テレビCMに限らず、Branded、即ち、クライアント課題を解決する映像表現すべてを意味します。
従来のテレビでオンエアされたテレビCMを、Aカテゴリーとし、インターネット中心に視聴されたムービー・コンテンツを、
"Online Film"として、Bカテゴリーを新たに創設します。
ACC内の他の部門への重複応募は可ですが、フィルムのAとB両方に応募することはできません。
グランプリはふたつ誕生します。

審査基準

"Freshness of Idea"
優れて新しいアイデアであることを最も重視します。
アイデアそのものが今までなかった。見たことのない映像である。聞いたことのないサウンドトラックだ。フレームが新しい。はじめて遭遇する方法論だ。未知のフレームである。長く続いているシリーズだけれど、さらに新しく強化された。とにかくびっくりした。このカテゴリーの表現として新しい。このブランドとして今までなかった。などなど。新しさには多様性があります。そのすべてを丁寧に評価したいと思います。
ちなみに、新しさは、クオリティの高さを伴って初めて意味があります。
蛇足ながら念のため。

審査

フィルム部門審査員はこちら

*総務大臣賞/ACCグランプリ(Aカテゴリー、Bカテゴリー)
*ACCゴールド(Aカテゴリー、Bカテゴリー)
*ACCシルバー(Aカテゴリー、Bカテゴリー)
*ACCブロンズ(Aカテゴリー、Bカテゴリー)
*テレビCM地域賞(Aカテゴリー) *ACCファイナリスト(Aカテゴリー)
*地域ファイナリスト(Aカテゴリー 地域CMのみ)
*クラフト賞/演技賞(ユニークかつ秀逸な技術・技能を発揮した個人に贈られます。)
*小田桐昭賞
企画者を特に取り上げるために、2013年に設立されました。
「若いCMプランナーを奨励する」というのが定義になります。その意味で、CMプランナーという日本にしか存在しない職業を創始し発展させた小田桐昭氏の名前をタイトルにしています。
今までひとりにだけ与えられる賞でしたが、今年から、小田桐昭賞1名に加えて、小田桐昭賞・ノミネーションを若干名に授与することも考えています。若いプランナーの名前がひとりでも多く、オフィシャルに刻印されることは、とてもいいことだと考えるからです。

入賞発表

本年の全入賞作品発表は、9月25日(金)の記者発表後にACCホームページに掲載し、発表にかえさせていただきます。なお、入賞作品については、ACC事務局からそれぞれのエントリー社に通知いたしますので、関係各社にご連絡ください。また、入賞社へは様々な情報の提供をお願いしますので、エントリー社のご担当者は、必ず、ホームページをご確認ください。

贈賞式・記念パーティ

日程:10月28日(水)
時間:贈賞式 13:30~16:00(予定) 記念パーティ 16:30~17:30(予定)
会場:ANAインターコンチネンタルホテル東京 B1F「プロミネンス」
〒107-0052 東京都港区赤坂1-12-33
電話番号:03-3505-1111 

入賞作品発表会

東京発表会
日時:11月20日(金) 13:00~
会場:有楽町朝日ホール
ほか、全国29ヶ所にて遂次上映発表会を開催します。

エントリー条件について

作品の出品はエントリー規約に同意いただける場合のみ可能になりますので、必ずご確認ください。

エントリー情報の入力

エントリー情報は、正確にご入力ください。審査に関わるだけでなく、入賞作品リスト、トロフィー・賞状、CM年鑑等に掲載されます。また、エントリー料金をこれに基づき算出します。
なお、個人に贈られる「クラフト賞」についてもいただいたデータを基に選定します。なお、エントリー確定後の記載内容の加筆、訂正はできませんので、くれぐれもお間違いの無いようにご入力ください。

エントリー期間

6月1日(月)よりACCのホームページ上にてエントリーを受付けます。
締切は6月30日(火)23:59厳守です。
エントリー素材は、ファイルのアップロードエントリーとなります。

エントリー料金の支払い

お振込は10月5日(月)までにお願いします。

エントリー料金は広告主、広告会社、制作会社等エントリー情報に記載されている会社で均等に負担していただくことを原則とします。
エントリー確定後に分割請求指示が可能ですので、7月14日(火)23:59までにご登録ください。
請求書はエントリー期間終了後、7月末までに発行します。10月5日(月)までに指定銀行にお振込みください。
※振込手数料は申込社でのご負担をお願いします。

振込先など詳細は、請求書をご参照ください。

フィルム部門 Aカテゴリー(テレビCM/地域テレビCM)

スケジュール

こちらからご確認ください。

参加資格

[テレビCM]

対象CMは、2014年7月1日~2015年6月30日までの間に一般社団法人日本民間放送連盟に加入している放送局において初放送されたCMです。
日本民間放送連盟 会員社リスト

[地域テレビCM]

対象CMは、2014年7月1日~2015年6月30日までの間に一般社団法人日本民間放送連盟に加入している放送局において初放送されたCMです。
日本民間放送連盟 会員社リスト

地域テレビCM参加対象

・広告主がある地域で放送するために企画・制作された作品。
・在京キー局で放送されたものは応募できません。
・エントリーは一地域のみ可能です。
・テレビCMと重複エントリーはできません。
・地域審査通過作品(地域ファイナリスト以上)に対して、編集費1万円(税別)を請求させていただきます。
請求書は、受賞作品公開を経て、贈賞式が終了した11月~12月初旬までに郵送させていただきます。
1作品につき、1万円(税別)です。単品でもシリーズでも、同額です。

◆テレビCM、地域テレビCMともにラジオCM部門、マーケティング・エフェクティブネス部門、インタラクティブ部門への重複エントリーは可能です。

応募区分

テレビCM/地域テレビCM

テレビCM 地域テレビCM
15秒以下 15秒以下
30秒以下 16秒以上
60秒以下
120秒以下
121秒以上
シリーズ(2~12本) シリーズ(2~12本)

※シリーズの中の作品を、別途単品としてエントリーすることもできます。
なお、テレビCMと地域テレビCMのダブルエントリー、AカテゴリーとBカテゴリーのダブルエントリーは不可です。

地域テレビCMの該当都道府県について

放送地域名 該当都道府県
北海道 北海道
東北 青森, 岩手, 宮城, 秋田, 山形, 福島
関東・甲信越・静 群馬, 栃木, 茨城, 埼玉, 千葉, 東京,
神奈川, 新潟, 長野, 山梨, 静岡
北陸・中部 富山, 石川, 福井, 愛知, 岐阜, 三重
近畿 滋賀, 京都, 大阪, 奈良, 兵庫, 和歌山
中国・四国 鳥取, 島根, 岡山, 広島, 山口, 徳島, 香川, 愛媛, 高知
九州・沖縄 福岡, 佐賀, 長崎, 大分, 宮崎, 熊本, 鹿児島, 沖縄

フィルム部門 Bカテゴリー(Online Film)

スケジュール

こちらからご確認ください。

参加資格

2014年7月1日から2015年6月30日までの間に、Web上で公開されている映像広告。初公開日は問わない。

応募区分

Online Film
300秒以下
301秒以上
シリーズ(2~12本)

シリーズの中の作品を、別途単品としてエントリーすることもできます。
なお、ACC内の他の部門へのダブルエントリーは可ですが、フィルムのAとB両カテゴリーに応募することはできません。

エントリーはこちらから